つくね✿部屋

すきなことしか、やらないときめた。

人生初のサクランボ狩りに没頭した話

先日、山形県に行ってきました。

 

 

今回の目的は、

サクランボ狩りのお手伝い!

 

 

観光アクティビティとしての

サクランボ狩りではなく、

あくまで「お手伝い」です。

 

 

友人のお姉さんの、旦那さんのご実家。

 

 

普通の観光よりも

こういうディープな体験に

わくわくする性格なので

めっちゃ楽しみにしてました。

 

 

京都 → 東京 → 仙台 → 山形

 

 

こんなルートで、人生初の山形県へ!

 

 

到着して、早速ジャージに着替えて

まずはサクランボ狩りの

レクチャーを受けました。

 

 

今回狩るさくらんぼは、

知る人ぞ知る「佐藤錦

 

…ではなく!!

 

市場にほとんど出回らない

幻のサクランボ 

「大将錦」という品種のものです。

 

 

なんと、この大将錦は

糖尿病の人には食べさせてはいけない

と言われるほど

「糖度」がとにかく高いのだそう。

 

 

完熟の大将錦を食べてみると

確かに甘い!!!

 

 

まるで砂糖を食べてるみたいでした。

誇張表現ではなく、まじで。

 

 

まさに、大将と呼ぶにふさわしい。

 

 

 

ほかにも、農園には

他の品種のさくらんぼの木も

何本かありました。

 

 

さてさて、この「大将錦」

味は抜群ですが、

育てるのがとても大変なのです。

 

 

同じ農園にあった

ナポレオンという品種も

食べさせてもらいました。

 

 

こちらは酸味も適度にある

一般的なイメージのさくらんぼ味。

 

 

こういうのは、

自然受粉をするそうですが、

糖度を高くするために

掛け合わせた品種は

人工受粉させないと育たないそう。

 

 

 

また、こちらの農園では

できるだけ自然に育てることに

こだわっておられ、

殺虫剤は使わず殺菌のみ

やっているそうです。

 

 

また、これも知らなかったのですが

 

 

さくらんぼは、陽に当たると

赤く鮮やかな色になるけど

当たってないところは、

ほぼ白いまま。

 

 

普通は、綺麗に色付けるために

着色料を使うらしいのですが

これも使わない。

 

 

なので、取った大将錦は

半分だけ赤い実がほとんどでした。

 

 

でもめちゃくちゃ甘くて美味しい。

 

 

 

サクランボのポテンシャルの高さに

圧倒されまくりでした。

 

 

 

さて、肝心の取り方のコツも

もちろん教えてもらいました。

 

 

茎をひっぱると固くてちぎれないから

出来るだけ生えている根元を掴み

ねじるか、横にひねると

気持ちよく取れるそうです。

 

 

最後に、

殺虫剤を使ってないので

虫に食べられてしまっている

サクランボもあるから、

それも下に落としてほしい。

そしたら、私の手間も省けます!

とのこと。

 

 

 

そんなレクチャーをひと通り受け、

専用の肩がけのカゴを持って

いざ収穫へ出陣!

 

 

 

こんな単純作業ですが、

やり始めると楽しくて楽しくて

仕方ありませんでした。

 

 

 

色が綺麗なさくらんぼを探して

もぎ取ってカゴに入れていく。

 

 

着色料を使ってない理由で

見る角度によっては色が白いから

とにかく動き回って

ベストな角度を見つける。

 

 

最初は下の方から取っていき、

最終的には脚立を使って

上の方まで取っていきました。

 

 

 

最初は、脚立が怖くて

なかなか上まで行けなかったんですが

没頭しすぎていつのまにか

めっちゃ高いとこまで登ってました。

 

 

気がついたら、終始無言でした。

 

 

サクランボ狩りたのしいいいい!

ってなってて

アドレナリン出まくってて

全然疲れませんでした。

 

 

ほぼ休憩なしで狩りまくる。

 

 

自分と向き合う時間。みたいな。

 

 

どこに綺麗なサクランボが

たくさんなってるだろうか

 

 

 

どこに脚立置いたら

たくさん取れるだろうか

 

 

 

どうやったら他の実を

傷つけないでもぎ取れるだろうか

 

 

ただサクランボを狩るだけでも

色んなことを考える。

 

 

 

サクランボ狩り

正直ナメてたんですが

めっちゃ楽しかったです。

 

 

終わってから

どーんと、一気に、疲れが。

 

 

 

でも最高の経験でした。

 

 

 

サクランボが木に実り、

ハウスで育てられてること。

 

 

サクランボにも品種があって

味もぜんぜん違うこと。

 

 

育てる人のこだわりで

見た目や品質も変わること。

 

 

サクランボって2粒が

一本の茎で繋がってるイメージだけど

全部が全部そうじゃないってこと。

 

 

当たり前だけど、こんな知識ですら

体験しないと心に残らない。

 

 

本当の意味で知ることって

できないんだな〜と

あらためて感じさせてくれた

サクランボ狩りでした!

 

 

サクランボ

大好きになりました。

 

 

大塚愛の歌が染みる